2012年7月29日日曜日

目標

猛暑日が続きますが、皆さんお元気ですか?

人間誰でも、目標(報酬、ご褒美、楽しみ)があれば、頑張ることができます。

大人も子どもも同じですね。

教室で勉強している子どもたちの目標は、ポイントを集めることです。
百点プリント1枚で1ポイント。
100ポイントで文具くじが1回引けます。

誰かがくじを引く時は、他の勉強中のお友達も、鉛筆を動かす手が止まりがちです。

「何が当たるかな?」
「僕が狙っているあれが、取られませんように。」
子どもなりに、思いは様々。

くじを引く瞬間のわくわく、どきどきのため、子どもたちは暑い中でも教室に通ってきて、一生懸命に勉強しています。
その姿は真剣で、かわいいものです。



2012年7月26日木曜日

夏休み

夏休みが始まって5日。
初めはぐずつきがちだった天気も、安定してきました。

今日の最高気温は、36度の予想です。
暑さも本番ですが、今年の夏も厳しい暑さが続きそうです。

さて、今年も「夏の特別教室」で、沢山の幼児さんや小学生が勉強しています。
「夏の特別教室」では、一人一人メニューが違います。
「夏の特別教室」に限らず、個別メニューで、その子が必要な、また、その子ができる内容を学習しながら学力や集中力を伸ばすのが、学研教室のやり方です。

「夏の特別教室」の後、継続して正式入会を希望すれば、9月からも教室で勉強ができます。

すでに、9月からは正会員として、学研教室で勉強する意志を示しておられる方々が出てきています。
このような方達には、早めに2学期の目標提示ができるので、より充実した夏休みを過ごして頂くことができます。

まだ夏休みは、始まったばかりです。
みなさま、事故のないよう、元気によい夏休みをお過ごし下さいね。

2012年7月6日金曜日

天の川


明日は七夕ですね。

今日の梅雨空を見ていると、明日の夜、天の川が見られるかどうかは微妙ですね。

「天の川」とは、「天の川銀河」のことで、我々太陽系を含む銀河をいいます。
地球から見ると、星々が帯状に見えることから「天の川」と呼ばれるようになりました。

七夕は年に一度、織姫星とひこ星が天の川を渡って会うことを許された特別な日。
旧暦の7月7日は、今の暦では8月26日ごろですから、その頃であればきれいな星空が見られる確率は高くなりますね。

もし明日星空が見えなかったら、8月26日ごろにもう一度星空を眺めてみましょう。


天の川が見られるサイト「天の川って何?」

2012年7月5日木曜日

土曜授業
















上の記事は、先日の中日新聞のものです。


ゆとり教育に伴う学校週5日制で姿を消した「土曜授業」を、公立の小中学校で復活させる動きがあります。

東京都教育委員会では、公開授業や地域の講師を招いた授業に限り、月2回までの土曜授業を認めています。
学習内容が増え授業時間数が不足して、学校や保護者からの要望に応えて、平成24年度は、月1回以上の土曜授業を実施している小中学校は、都下では約半数で、前年度の4倍になっています。

中部地方では、「父の日参観日」のような行事以外では、土曜授業の実施を検討している教育委員会はないようです。


ゆとり教育時代の土曜授業廃止の背景には、学校ではできない地域や家庭での実体験を積むことの大切さがありました。
「詰め込み教育」の反省点を踏まえて、学習量が増えた今の教科書を積み残しのないように学習できる教育環境の確立が求められています。

2012年6月22日金曜日

梅雨の晴れ間



明け方には、激しい雨音で目が覚めましたが、天気は回復して、梅雨の晴れ間の青空が広がっています。

気温は上昇してきていますが、空気は乾燥して意外に爽やかです。

今は、「梅雨」(つゆ)の季節。
この時期の雨を表現する言葉に、「五月雨」(さみだれ)があります。
「さ」は、旧暦の5月(現在の6月)のことです。
「みだれ」は「水垂れ」の意味でもあります。

「梅雨」と言うより、「五月雨」と言った方が風流でいいですね。

他に、「男梅雨」(晴天が多く、ザァーと降ってからりと晴れる傾向の梅雨)や「女梅雨」(弱い雨がしとしと降る傾向の梅雨)という言葉もあります。

ここで、国語の勉強です。

音を書き表すときは、カタカナを使います。
例) 風で、ドアがバタンと閉まる。

様子を書き表すときは、ひらがなを使います。
例) 涼しい風がそよそよと吹く。


今年の梅雨は、男梅雨でしょうか、それとも女梅雨でしょうか。

雨による災害がない梅雨であることを、願っています。




2012年6月11日月曜日

小学1年生の計算

6月も半ば。
この頃になると、小学1年生の子供たちの姿も学校にすっかり馴染んできます。
そして、勉強も本格化します。

算数では、いよいよ足し算や引き算を習います。

なかには、計算に時間がかかる子、指を使わないとできない子がいます。
この子たちは、数を頭の中に「置いておく」ことが苦手です。

5+3を例にとると、5を頭に置き、そこへ3加えていくのですが、まずその5を頭に蓄積させることができないのです。

この問題を解決す方法は、ただ一つ、経験を積むことです。

あせらないで、その子が集中できる時間内で、毎日練習しましょう。
大切なことは、集中できる時間の限界を超えないことです。
小学1年生のこのタイプの子が集中できる時間は、大体15分位です。

算数は、積み重ねの教科です。

夏休みが終わるまでに、答えが10以下の足し算(2+7や4+3)、10以下の数からの引き算(10-6や8-2)は、式を見た次の瞬間に答えが分かるようにしておきましょう。
そうすることで、2学期に習う繰り上がりのある足し算、繰り下がりのある引き算をスムーズにこなすことができます。

学校で、繰り上がり計算を習う時期になって、「計算が苦手」と気づくようでは遅く、子供さんがかわいそうです。

どんなことでも、早めに手を打てば解決も早く、気持ちや労力の負担も少なくて済みます。



2012年6月1日金曜日

天体ショー

きょうから6月です。

いよいよ雨の季節が近づいてきましたが、きょうは、からりと晴れています。

5月21日の金環日食の感動は、まだ余韻が残っていますが、6月4日の月曜日には、「部分月食」、6日水曜日には、「金星の太陽面通過」があります。

先日、金環日食をおこした太陽は、約2週間かけて地球の裏側にまわり、今度は、地球が太陽の光をさえぎり、約4割が地球の影になって欠ける、部分月食となります。

金星の太陽面通過は、金星が太陽の前を約6時間かけてゆっくり通過する現象です。
大変珍しい現象で、次は、なんと105年後だそうです。

お天気が気になりますが、先日使用した「日食めがね」がもう一度活躍できることを、お祈りしています。