2014年6月1日日曜日

等号(=)と不等号(< >)



算数には、覚えていかないといけない記号があります。

小学校では、1年生では、=を習います。
そして、2年生では、 不等号 <や >を学習します。

=は、答えを書く前の印としか考えていない子が多くて、気になります。

1年生の間はそれ程問題になりませんが、2年生になって不等号を習う時になって、戸惑う子がでてきます。
その戸惑いの原因は、=の意味を正しく理解できていないところにあります。

例えば、
7+10ー5-2=17-5=12-2=10
と書く子がいますが、答えは正解でも、これでは=の意味が理解できていません。

正しくは、
7+10-5-2=17-5-2=12-2=10です。


150は 70+50の答えより大きいから、150>70+50と表します。

数と式が同じ大きさの時は =を使って表します。
150は 70+80と同じ大きさだから、150=70+80 です。


数と式の大きさの表し方が理解できていないと、次のような問題でつまずきかねません。


 
学研教室算数基本教材8級(小学2年生相当)
 
 
大人には当たり前で簡単なことでも、小学2年生にとって、記号は抽象的で、言葉を記号に置き換えたり、数と式の大きさを記号を使って表現することは、大変な作業です。
 
頭で理解するだけではなく、何回も練習を繰り返して、確実に身に着けてほしいですね。
 
 


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