2014年2月16日日曜日

読書をする子は伸びる

今回は、筆者が尊敬する親野智可等(おやのちから)先生のお話をご紹介します。

全ての基礎は、国語力です。

国語力をつけるのに一番いいのが、読書です。
子どもの本には、大抵漢字に読みがながついているので、何回も目にしているうちに、自然に漢字が読めるようになります。
漢字が読めるようになると、本がどんどん読めるようになります。
つまり、読解力が伸びるのです。

また、いろいろな言葉や概念を知ることになります。
情報や知識を自分のものにすることも可能です。

これらの情報・知識は、学年が上がるにつれて学力に反映されていきます。
日常的に読書をして、蓄積したものが花開いて、中学や高校で一気に伸びる例もあります。

親野先生のこのお話には、同感です。

皆さん、大いに読書をしましょう。

2014年2月2日日曜日

幼児と分数



教材学習が終わった幼児さんは、指導者と一緒に折り紙遊びや切り紙遊びをしながら、お母さんがお迎えにいらっしゃるのを待ちます。

このちょっとしたすきま時間の利用は、ただの工作の時間ではありません。
図形の基礎、分数の基礎など、体験を通して体で算数の勉強をする時間です。

先日、年長児のK君が、「先生、折り紙を四分の一に切って下さい。」と言いました。

それで、折り紙を4つに切って、その子に「四分の一はどこのこと?」と尋ねました。

すると、「ここだよ。」とK君は正しく答えることができました。

幼児さんに対しても、意識的に分数を口にしてきた成果を実感した瞬間でした。



大きい方は模様を指導者が描き、K君が切りました。





四分の一の方は、「小さすぎてできない。」とK君がいうので、同じ模様を指導者が切りました。

その後、四分の一の大きさで少し易しくした模様を指導者が描いてあげて、K君に切ってもらいました。






年長児でも分数を理解できる、素晴らしいことです。

学研芳野教室では、幼児さんは指導者の前の席で個別対面指導をしています。
個別対面指導は、幼児さんの生きるための学力を育てます。

教室の詳しい情報・無料体験のお申し込み・資料請求は、ここからお願いします。

割合

全体の大きさに対する部分の大きさが割合です。
このことを理解すれば、5年生の3学期に学習する割合は、それはど難しくありません。
全体を1とした時、部分はどれだけかを考えればよいのです。

問)えいたさんの組の人数は40人で、そのうち女子は18人です。
  組の人数をもとにした時、女子の人数の割合はどれだけでしょう。

 組の人数40人を1とすると、女子はどれだけかを考えます。

 18÷40=0.45 となり、割合は0.45です。


2つの量の関係を分数で表すとどうでしょう。
女子の人数/組の人数なので、 18/40です。
18/40は、つまり、18÷40です。

割合は、歩合や百分率に変えて答えにする場合が多いので、少数で答えます。
しかし、わかりにくい場合は、まず分数で考えると楽です。

割合は、大人になって、日常的に使います。
学校での勉強に積み残しがないようにしましょう。