2012年6月22日金曜日

梅雨の晴れ間



明け方には、激しい雨音で目が覚めましたが、天気は回復して、梅雨の晴れ間の青空が広がっています。

気温は上昇してきていますが、空気は乾燥して意外に爽やかです。

今は、「梅雨」(つゆ)の季節。
この時期の雨を表現する言葉に、「五月雨」(さみだれ)があります。
「さ」は、旧暦の5月(現在の6月)のことです。
「みだれ」は「水垂れ」の意味でもあります。

「梅雨」と言うより、「五月雨」と言った方が風流でいいですね。

他に、「男梅雨」(晴天が多く、ザァーと降ってからりと晴れる傾向の梅雨)や「女梅雨」(弱い雨がしとしと降る傾向の梅雨)という言葉もあります。

ここで、国語の勉強です。

音を書き表すときは、カタカナを使います。
例) 風で、ドアがバタンと閉まる。

様子を書き表すときは、ひらがなを使います。
例) 涼しい風がそよそよと吹く。


今年の梅雨は、男梅雨でしょうか、それとも女梅雨でしょうか。

雨による災害がない梅雨であることを、願っています。




2012年6月11日月曜日

小学1年生の計算

6月も半ば。
この頃になると、小学1年生の子供たちの姿も学校にすっかり馴染んできます。
そして、勉強も本格化します。

算数では、いよいよ足し算や引き算を習います。

なかには、計算に時間がかかる子、指を使わないとできない子がいます。
この子たちは、数を頭の中に「置いておく」ことが苦手です。

5+3を例にとると、5を頭に置き、そこへ3加えていくのですが、まずその5を頭に蓄積させることができないのです。

この問題を解決す方法は、ただ一つ、経験を積むことです。

あせらないで、その子が集中できる時間内で、毎日練習しましょう。
大切なことは、集中できる時間の限界を超えないことです。
小学1年生のこのタイプの子が集中できる時間は、大体15分位です。

算数は、積み重ねの教科です。

夏休みが終わるまでに、答えが10以下の足し算(2+7や4+3)、10以下の数からの引き算(10-6や8-2)は、式を見た次の瞬間に答えが分かるようにしておきましょう。
そうすることで、2学期に習う繰り上がりのある足し算、繰り下がりのある引き算をスムーズにこなすことができます。

学校で、繰り上がり計算を習う時期になって、「計算が苦手」と気づくようでは遅く、子供さんがかわいそうです。

どんなことでも、早めに手を打てば解決も早く、気持ちや労力の負担も少なくて済みます。



2012年6月1日金曜日

天体ショー

きょうから6月です。

いよいよ雨の季節が近づいてきましたが、きょうは、からりと晴れています。

5月21日の金環日食の感動は、まだ余韻が残っていますが、6月4日の月曜日には、「部分月食」、6日水曜日には、「金星の太陽面通過」があります。

先日、金環日食をおこした太陽は、約2週間かけて地球の裏側にまわり、今度は、地球が太陽の光をさえぎり、約4割が地球の影になって欠ける、部分月食となります。

金星の太陽面通過は、金星が太陽の前を約6時間かけてゆっくり通過する現象です。
大変珍しい現象で、次は、なんと105年後だそうです。

お天気が気になりますが、先日使用した「日食めがね」がもう一度活躍できることを、お祈りしています。