2012年4月22日日曜日

数の合成と分解

小学校1年生算数の授業で、間もなく数の合成と分解を習う頃です。

「3と2で○」は、ほとんどの子ができますね。
ところが、「5は○と3」は、きちんと答えられない子が何人か出てきます。

これは、数を分解するために、5を頭の中に置いておくことができないことが原因です。
「○と3で5」と問題をいいかえると、理解できることがあります。
10以下の数の分解は、この時期に全てできるようにしておく必要があります。

学校では夏休み前までに、繰り上がりの無い足し算と繰り下がりの無い引き算を習います。
更に、絵を見て状況に合う足し算や引き算の文章題を作る活動もするからです。
そして、2学期には、繰り上がり・繰り下がり計算を習い、10までの数の合成と分解が分かっている前提で授業が進みます。


学研教室では、年中児用教材・年長児用教材で数の合成と分解について、いろいろな角度から、また種々のパターンの問題を経験します。
ですから、幼児期から在籍している教室生は、小学校では戸惑うことはないのです。