2014年1月26日日曜日

はさみ



年少児のAくんは、去年の夏休みから学研教室に通っています。
とても賢く、入会時には、既にたくさんの言葉を知っていて、平仮名や数字を読んだり書いたりもできました。

ただ、年少さんの男の子。
当初は、元気がよすぎて、集中できる時間が短いのが課題でした。

また、はさみの持ち方が悪く、危なくて目が離せませんでした。
当然、紙を真っ直ぐ切ることもできませんでした。

はさみは、正しく持たないと危ないことを言い聞かせ、正しい持ち方を教えました。
3ヶ月ほどかかりましたが、ようやく正しく持てるようになり、自分の思うように紙を切ることができるようになりました。

今では、集中できる時間が伸びて、学習内容もどんどん進んでいます。

教材学習の後、折り紙を切って、切った形に模様を描き、お迎えにいらっしゃったお母さんにプレゼントするのが楽しくてしかたがないA君です。


写真をご覧頂いてお分かりだと思いますが、A君のはさみの使い方、クレヨンの持ち方、姿勢どれも完璧です。

学研芳野教室では、全ての幼児さんに、指導者の前の席で個別対面指導をしています。
だから、その子の課題をきちんとにクリアして、大きな成長に結びつけることができるのです。

純粋無垢な子供たちが、正しい型を覚え、自分のものにしてくれる。
それが、その子の人間としての土台になり、更に、生きる力を積み上げていってくれる。
学研教室の指導者として、「誇り」を感じます。








2014年1月19日日曜日

年賀状



2014年が明けてから、2週間余り経ちました。

明日は大寒ですが、毎日厳しい寒さが続いています。
皆さま、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。

今日は、お年玉年賀はがきの当選番号が発表されました。
当選番号のチェックは、もうお済みでしょうか。

学研教室から会員さんにお出しした年賀はがきには、学研教室オリジナルのくじがついています。
学研教室オリジナルくじの当選番号は、こちらからご確認ができます。

ところで、今年も教室の会員さんや卒業生の方々から、たくさんの年賀状を頂きました。
お子さまの手作り年賀状や写真入りの心こもった年賀状は、本当に嬉しいものです。
中でも、卒業生の志望大学合格報告、成人式の報告や、就職内定の報告は、大変喜ばしく感じました。

何年たっても、幼稚園や小学校の時に通った学研教室のことを覚えていてくださる方々がいる、何と素晴らしいことでしょう。

今年も、「学研教室でよかった。」と言っていただけるよう、一人ひとりを大切に指導していきますので、学研芳野教室を宜しくお願い致します。


2014年1月17日金曜日

表現教材


学研教室の国語教材には、基本教材と発展教材があります。

基本教材は、全員に勉強してほしい内容です。

発展教材は、基本教材を終えた子が学習できます。
国語の発展教材は、「言葉」・「読み取り」・「表現」の3領域から成り立っています。

その中でも、「表現」は、最もハイレベルです。
小学校で学習する「話すこと。聞くこと」「書くこと」という指導事項のうち、「書くこと]を中心に取り上げています。

大きく「自己表現作文」と「情報作文」の2つの柱があり、系統化しています。
例えば、9級(小学1年生相当)では、「クラスのみんなに自分の名前の意味を紹介する」に取り組み、2年生相当の8級では、「クラスで自分の友達の紹介をする」という学習を行います。
自分の紹介から、対象が他者に広がりますが、自分の紹介の仕方が理解できていれば、自ずと他者の紹介文を書くことができます。
このように、体系的なカリキュラムで系統的に学習することで、法則性を理解できます。
そして、より正確に知識を運用できることを目指すのです。

このような体系化は、そのまま中学校教材まで一貫して続いています。
表現する力は、国語だけでなく、全教科で必要な力です。
高学年では、グラフや表を引用して説明や感想を書く学習に活用できますし、中学校での論説文や評論文の学習につながります。

学研教室の教材は、体系的にまた、どんな学力の子にも対応できるものです。