2012年3月30日金曜日

H23年度最後の学習日

今日は本年度最後の教室学習日です。

無事今日の日を迎えることができ、教室に関係してくださる方々には、心より感謝を申し上げます。

去年の4月には、小学校の教科書が新しくなり、それに伴って学研教室の小学生算数基本教材も新しくなりました。

これまでより学習内容が大幅に増えたので、指導方法に工夫をし、きるだけ子供たちに負担感のないよう頑張りました。

終業式後には、多くの方から「通知表の評価が上がった。」とご連絡をいただき、嬉しく存じます。


来年度には、小学生国語基本教材、小学生算数発展教材、中学生数学基本教材の改定があります。
益々教材研究、指導法研究に努めたいと考えています。


どうかH24年度もよろしくお願い申し上げます。

2012年3月29日木曜日

春がすみ




小学校の卒業式も終わり、春休みまっただ中。

ようやく春めいてきました。

当地でのソメイヨシノの開花はまだですが、もうすぐですね。

徳川園では、桜のつぼみが随分膨らみ、色づいていました。
モクレンを初め、春の花々が咲き始めていました。



かすみ立つ 長き春日(はるび)をこどもらと 手まりつきつつ きょうもくらしつ  良寛

春がすみの立つのどかな長い一日を、子どもたちと手まりをつきながら、暮らしてしまったなあ。


なんとも、のどかな心温まる歌でしょう。



2012年3月26日月曜日

幼児の漢字学習





教室では、無学年方式で学習を進めます。

無学年方式で、多くの幼児の方が小学校の勉強をしています。

幼児の方が漢字学習を始める時は、1か月ぐらい前から準備をします。

小学生用の教材を幼児の方が使うのには、少し抵抗があるからです。
これは、小学生用の国語教材が大変充実している理由でもあります。
今後、漢字の導入学習がスムーズにいくよう、現在、幼児用に新教材を作成中とのことで、完成が楽しみです。

ところで、上のような教材を幼児の方でも抵抗なく学習できるように、まずカードを使って漢字に慣れます。

「日」や「月」には、いろいろな読み方があることをカードを使って習い、定着したところで、いよいよ教材を使用します。

このように前準備した後であれば、幼児の方でも楽に漢字学習ができ、しかも、いろいろな読み方を同時に覚えることができます。


2012年3月21日水曜日

高知で桜開花



高知気象台が、3月21日、全国で最も早くソメイヨシノが開花したと発表しました。

気象庁によると、平年より1日早いそうです。

桜前線は、これから約2か月かけて北上し、5月18日ごろ北海道の根室市に到達する見込みだそうです。


梅の花咲きて散りなば桜花(さくらばな)、継ぎて咲くべくなりにてあらずや    万葉集

梅の花が咲いて散ったら、続いて桜の花が咲きそうになっているではありませんか。



この地方の開花予想は、3月29日。
この調子だと、入学式のころに満開でしょうか。




2012年3月18日日曜日

春のお彼岸

朝、6時にカーテンを開くと、明るい光に喜びを感じる季節になりました。


今年の春分の日は、3月20日。

3月17日の日の出は5時59分、日の入りは18時2分でした。
昼間の長さは、12時間3分。

彼岸とは、彼方の岸、向こう側の岸、つまり極楽浄土の世界です。
それに対して、こちらの世界は、此岸(しがん)です。
春分の日を中心にして1週間を彼岸会(ひがんえ) といい、此岸から先祖を偲び、日常に感謝をします。

被災地ではお墓も甚大な被害に遭い、お墓参りがままならない方が多いと聞きます。
被災地の方々に、改めて心よりお見舞い申し上げます。

そして、何事も無い日常に感謝しています。

2012年3月17日土曜日

春懐石

家族のお祝い事で、レストラン「木曽路」にて食事をしました。
春懐石・・・その名の通り、お料理に桜の花が添えられ、満たされた一時を楽しみました。
今年初めて目にした「初桜」は、薄ももいろで、楚々として綺麗でした。

2012年3月15日木曜日

男子サッカー

男子サッカー、五輪代表、やりました。
サッカー選手は、子ども達の憧れです。
是非、メダルを目指して頑張ってほしいものですね。

2012年3月13日火曜日

他塾から

現在、他塾からの入会者、入会金無料キャンペーンをしています。

このキャンペーンを利用して、ご入会いただいた方々と一緒に勉強できることを嬉しく思います。


さて、今までの塾と学研教室での勉強の進め方の違いに、戸惑うお子さまもいらっしゃいます。
学研教室では、プリントに、まず名前と学習開始時刻を記入します。
他から移ってきたお子さまで、開始時刻を書かなかったり、名前を後回しにしたりするケースがみられます。

プリントをきちんと仕上げる姿勢こそが、勉強に対する基本です。

常々感じることですが、こどもの許容力、柔軟性は大変優れています。
今、戸惑っているお子さまも、直ぐに慣れいくことでしょう。

2012年3月11日日曜日

3,11

今日で、東日本大震災からちょうど1年。
ニュースで、仮設住宅で暮らす親元を離れ、北陸で寮生活をしながら勉強をしている高校生が話していました。
「当たり前が当たり前でない今、当たり前は本当は幸せなことが分かった。」
とても意味深い言葉だと感じました。
写真は、復興ライトアップのスカイツリーです。
厳かで、悲しげなスカイツリーです。

2012年3月9日金曜日

ありがとうの日

今日は、3月9日。
語呂合わせから、サンキューの日、ありがとうの日です。
「先生、こんにちは。今日もお願いします。」
そして、帰り際に「先生ありがとうございました。さようなら。」
かわいい紳士、淑女たちの言葉を聞きながら教室の仕事ができる日常に、感謝する毎日です。
教室のみなさん、保護者の方々、心からありがとうございます」

2012年3月8日木曜日

尾張徳川家のひな祭り




ようやく少し時間が取れ、そのうえ今日はお天気も穏やかで、徳川美術館へ行ってきました。

今年は行きたいと思っていた「ひな人形展」、素晴らしかったです。

歴史のあるお雛様の表情や衣装には、普遍的な美しさを感じました。
お雛様だけでなく、小さなお茶の道具、化粧箱はとても緻密で、どれだけ眺めていても飽きません。
貝合わせの美しい色合いにも驚きました。

徳川園の中は、小さな梅の花も咲いていました。
また、公園横の坂道には、開花を始めたばかりの沈丁花もあり、春の到来を告げていました。



坂道に美しい東区の花、白木蓮が咲くのも近いですね。



2012年3月7日水曜日

読む力は大切




勉強をしていくうえで、一番大切なのは、読む力です。
読む力は、イコール、イメージする力です。

算数の計算力があっても、問題が求めている内容が理解できなければ、せっかくの計算力も生かされません。

文の型は3つあります。
1.○がどうする。
2.○がどんなだ。
3.○がなんだ。

1が最も分かりやすい型です。

学研教室では、幼児期から文の構成を意識した問題に取り組みます。

上の写真は、基本的な主語と述語だけの文です。
下の写真は、修飾語が含まれる文です。
いずれも、年長児相当のプリントです。

幼児は絵を見ながら文を読み、絵と文の内容を結びつけます。
このような作業を通して、幼児はイメージ力、読む力を培っていくのです。

春に向かって、少しずつ暖かくなっています。
まだまだ気温の変化が大きい時期ですから、体調管理に気をつけましょう。

2012年3月4日日曜日

トロフィー

2月末に行われました、「第33回学研教室全国共通テスト」の結果が出ました。
受験は希望者のみです。
教室会員さんの約半数が受験しました。
対象は年長児から小6年生までで、算数と国語のテストでした。
各教科、88点以上で「優秀賞」または、「満点賞」の賞状がいただけます。
更に、当教室では、算数と国語、両方とも88点以上の場合、トロフィーをお渡しします。
今回、トロフィーをお渡しする生徒さんは、受験者の約30%です。
皆さん、それぞれ頑張りました。
賞状、トロフィーをもらうことができた方々、おめでとうございます。

2012年3月2日金曜日

うれしい知らせ

2月中ごろからこれまでに、うれしい知らせがたくさん届きました。

「○○幼稚園に合格しました。」、「○○小学校に合格しました。」そして、「○○中学校に合格しました。」・・・たくさんの生徒さんや元生徒さんからうれしいご連絡をいただきました。

そして、3月は節目の月です。
卒業される方、転居される方、新しい環境でも、学研教室で学んだことを忘れずに頑張ってくださいね。

今は、巣立ちの季節。
巣立たれるみなさんのご活躍と輝かしい未来を心からお祈りいたします。

平均が分からない大学生


今日は朝から雨。
冬の冷たい雨ではなく、春を思わせる優しい雨です。


先日、大学生の24%が平均を理解していない、というニュースがありました。


上の写真は、学研教室の5年生相当の「平均」の最初の部分です。
この説明を読むと、平均とは何か、そして、求め方がよく分かります。


大学生の約4分の1が、平均の計算や大体の意味が分からないという訳ではないと思います。
24%うち、全員が平均を全く分かっていないのかどうかは、少々疑問です。

ニュースに紹介されていた問題は、3つの文章から正しいものを選択するものでした。
問題文には、少しややこしい表現も含まれ、平均をしっかり理解した上で、文章を読解しないとできない設問でした。
大学生は、平均もおおまかな理解だし、文章理解力が乏しくて、大学生の24%が・・・ということになったのではないでしょうか。
ゆとり教育の時代に育った今の大学生は、言葉の使い方、文章の書き方、自分の考えを表現するのが下手なのは確かです。

昨年度までのゆとり教育では、平均の学習は削除されませんでしたが、文章を読み取ったり、感想文を書いたりする活動は減らされました。
そのつけが、今回の結果ではないでしょうか。

昭和の時代は、詰め込み教育。
平成22年までは、ゆとり教育。
平成23年からは、生きるのに必要な学力をつける「活動」を重視した教育です。

新しい学校教育については、別の機会にお話していきたいと思っています。