よい季節になりましたね。
いかかお過ごしですか。
図形の「重なり」のお話です。
4年生の算数では、三角定規を重ねてできた角の大きさを計算で求める方法を習います。
中には、4年生になっても「重なり」が理解できない子がいます。
物の上に、さらにもう一つ物が乗った状態だよと言うと、納得してくれます。
下の写真は、4年生の教材です。
三角定規を並べたり重ねたりしてできた角の大きさを計算で求めます。
難しい、わからないと感じる子も多くて、学力の差が広がる単元です。
学研教室の年中児用教材では、この形の重なりについて学びます。
やはり、年中児には難しい内容で、すぐに理解できない子がほとんどです。
上の写真のように赤色のセロファン紙と緑色のセロファン紙を重ねると、形が重なっているところは、赤色でも緑色でもなくなります。
このようにすると、年中児でもすぐにわかってくれます。
そして、次の問題はヒントなしでできるのです。
子どもたちによりよくわかってもらうために、指導者も研鑽の日々です。