きょうは立冬。
立春、立夏、立秋と並んで、季節の節目です。
季語には、「立冬つ」「冬入る」があり、「立春」の前の日まで、冬になります。
立冬の今朝、空を見上げたら、南西の空に下弦のお月さまが見えました。
普通、日中は、太陽の光に消されて、月が見えることはありません。
朝の早い時刻に、西側に月があると、太陽の光はまだ東側なので、月が見えることがあります。
朝見える月は、太陽の西側にある下弦の月と決まっています。
月が欠けている部分は、地球の影ですね。
満月は、地球を挟んで、月と太陽が一直線に並んだ時です。
満月の時、太陽と月が正反対にあるということは、太陽が空に見える時、月は地平線の下ですから、満月が朝や昼間に見えることはありません。
月の勉強は、ややこしいところもあるけれど、法則を理解すればおもしろいですね。
そして、月は神秘的で、美しいです。
これからは、空気が乾いて寒い日が多くなります。
みなさま、どうかお自愛ください。